西股先生より『オレたちの鎌倉殿』(主婦と生活社)を御恵贈いただきました!!!!!!
西股先生といえば、ご存知NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で中世軍事考証を務めていらっしゃいます先生です。先生の本を読んでいる方は表紙を見てわかる通り、このかわいい&面白いイラストデザインはTEAMナワバリングの魔法がかかっています(゚ω゚) 文章だけだとちょっと眠くなる…という方にはスラスラ読める、TEAMナワバリングの手がける本がおすすめです。(これマジで)
鎌倉時代って、正直…よくわかりません。
え?執権北条氏? もちろん聞いたことありますよ。実はわたしの母方、北条高時の子孫だなんて言い伝えもあって(たぶんどこかの段階で先祖が盛った)。
でも…誰がなにしたのか? みんな「時」がついていて誰が誰だか全然わからないー(><)いやちょっと待てよ。そもそも源平って何? 荘園制度って何? 保元・平治の乱ってなぁぁぁに〜💦って方が大半なのではないしょうか?
頭の中のぐちゃぐちゃを解決するためにもぜひ読んでほしい本です。とくに126ページの「ついに出た! 13人の合議制」は面白かった。なるほど。それで大河ドラマのタイトルに13人がつくのねって感じです。(すぐに仲間割れするのもこの時代っぽくてスキw)
大河ドラマの副読本はもちろん、鎌倉時代が好きになる1冊でした。
そしてもう一冊。『戦国武士の現場感覚』(河出書房)もほぼ同時期に発売されましたね〜! 西股先生寝ていない説。
こちらの本は、室町時代の終わり頃〜安土桃山時代、そして天守の話も入ってくるので江戸時代のはじめ頃が舞台になります。城を巡っているだけでは身につかない、吐息まで聞こえてきそうなリアルさが知りたい。そんな方にピッタリの本です。(実際に吐息は聞こえません)
面白かったのは134ページからの「明智光秀は謀反を、いつ決心したのか?」。さわりだけ説明するの下手なので読んでください(笑)ちなみに、武将だけではなく「城」についても第4章でおおきく取り扱っていらっしゃいますので、城好きさんも注目ね!!