港区郷土歴史館みなとウォークツアー、台場編


3年ぶりのツアーガイドのお仕事をしました! 場所は港区、お台場。10キロを超える移動距離で、品川駅を出発→第4台場・第1台場→レインボーブリッジ→第6台場→第3台場と、今残っている石を散策するルートでした♪ 日差しが暑かったけど、天気も良くて気持ちのよい4時間となりました^^(1時間オーバーしましたw)

4倍という倍率を突破して参加されたみなさん、筋肉痛は大丈夫でしょうか? 私はダメです(笑)足が…足が……(><)💦 お疲れ様でした。足をモミモミしていたわってあげてください。

昨日は干潮時間に合わせてツアーの集合時間がセットされていたので、いいタイミングで石垣をみることができましたよ〜✨

第3台場では、南側と北西側に残る「張石」を見ることができました!!!! やった〜!!!
カメラ持って来ればよかった〜(泣)また見に来ようと思います✊

お裾分け♪

さて、台場のことを調べる過程で面白い情報を知ったので、2、3、知識のお裾分けです💕

港南3丁目、五色橋の近くに野外展示されている「第一芝浦丸」。大正時代にできた船で、東京湾の浚渫(しゅんせつ・水底の土砂などをさらう)をしていたそう。豊洲、晴海の整備に伴ない、台場を崩して土砂を運んでいたそうです。え、台場を崩したのあなたかぁ〜い!!!!

通称「高松日記」(『内海御台場築立御普請御用中日記』)によると、先にはじまった第1〜3台場の工事には5000人の人足がいたそうです。彼らの日当は250文。これは一朱銀1枚に相当するそう。お給料はこの嘉永期に発行された一朱銀で渡されたことから、「お台場銀」ともよだれたそうです。

ちなみに、私はこの嘉永一朱銀を1500円でGETしました(ニヤリ)

参考にしたおすすめ本

最後に、このツアーで参考にした論文は6・7冊ほどあるのですが、中でもおすすめは下記の2冊です。

淺川 道夫 (著)『お台場 品川台場の設計・構造・機能』(錦正社、2009)

品川区立品川歴史館『江戸湾防備と品川御台場』(岩田書院、2011)

情報源です! 品川台場について知りたい方は、ぜひ読んでください^^✨

Author: inamotokaori
お城マニア&観光ライター

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